アメリカ横断 〜2日目 近くて遠いハリウッド〜
こんにちは、こーへいです☀︎
前回の記事ではまだサンタモニカから進めていなく、ヒッチハイクもまだ1台、、。
次に目指すはハリウッド。
友人と2人でもらったチップの所持金20ドルくらい。
少しでも東に進みたいと思う横断開始2日目の午後からです。
僕たちはサンタモニカのガヤガヤしたところから少し避けたく、Santa Monica Blvdを沿って東に数分歩きました。
けれどもなかなか静かな街にはならず、1ブロックおきにある交差点の赤信号を利用し、ヒッチハイク開始。
アメリカの道はだいたいブロックで区切られているのでわかりやすいです!
またもや開始直後にアメリカ人おばあちゃんが止まってくれました。
僕たち:「Thank you for stopping. We wanna go to Hollywood by hitchhiking. Where are you going?」
おばあちゃん:「What!? I can’t take you there, but... can give you a ride only 2 blocks away along this way.」
的な会話をし、2ブロックか〜。けど進めるからとりあえず乗ってから考えよう!
ということで荷物を車のトランクに詰めて乗らせてもらいました。
車を走らせた途端におばあちゃんとアメリカ横断の話をしていました。
その会話の中で、
「I have a daughter around the same age, so if she says like wanna do the challenge to cross the country, I’ll kill her.」
みたいな感じのことを言っていて印象に残ったことを覚えています笑
けど最後まで優しかったおばあちゃん。結局1.5マイル送ってもらい、さらには僕たちを応援してくれ、別れ際に20ドルいただきました!
そこで恩返しできないのがツラい、、。
しかも“thank you”や“appreciate”以上の言葉が思いつかない、、、。
アメリカはどこにでもマックとスタバがあるので、Mid-Cityと呼ばれる隣町のマックの前で降ろしてもらいました。
もう昼間の1時か2時か、さすがにお腹が空いたので僕たちは所持金合計40ドルから各自2ドルほど使い、ハンバーガーとドリンクを買いました。
Wi-Fiも繋げて少し休んでからさっそくヒッチハイクしようと思い外に出ました。
ちょうどマックの駐車場にいたラテン系アメリカ人の女性がいたので僕たちは話しかけ、
「I can take you to Hollywood after work. I don’t know what time it’s gonna be. Just wait here.」
と言われ、仕事終わりに申し訳ないけどハリウッド行きが決まりました!
しかも電話番号も教えてくれました。(日本のiPhoneだし連絡手段無いけど…)
今日の目的地はハリウッドだったので着くのが夜になってもいいや!なんてことを思いひたすら待つことにしました。
1時間、、、2時間、、、3時間経過
途中マックの前を通りかかったおばあちゃんに携帯電話を借りたく話しかけたのですがその時持っていなく、別の若者に聞いてくれて借りることに成功。
奇跡的に繋がったが、なんか音声が聞き取れないのか自分の英語力の問題なのか。
結局待ち続けて6時間弱。はい、諦めます。
あの人は約束を忘れちゃったのかな?笑
くよくよしても仕方ない。進みます。
しかしヒッチハイクをやってもつかまらず、もうひたすら歩いて歩きながらヒッチハイクする作戦。
歩いていた道中、路駐していた人にも話しかけたり。
もう夜の7時台くらいで空も日が暮れ始めてきました。
1マイルほど歩きSawtelleという街の交差点の手前でヒッチハイクをしていると、ん?日本人の若い男女3人組が歩道を通り過ぎて行きました。
僕がヒッチハイクをやっている間に友人がとりあえず話しかけに行きます。
そして3分ほどしたら友人がモダン焼きのようなものを持って帰ってきました。
その日本人はアメリカに住んでいて、近くで盆踊りから帰る途中だそう。
なんでこのカリフォルニアで盆踊りを耳にするのかを考えず、冷めきったモダン焼きを2人でシェアして食べました。めっちゃおいしい。普通に日本食でした笑
食べ終わってから近くで開催されている盆踊りが気になり、家が並ぶ町中に入って行くと、徐々に聞こえてくる太鼓の音。
アジア人がちらほら見えてきたと思ったら物凄い人の量。
そう、本当に盆踊りで着物を着て日本の音楽に合わせて多くの日本人や日系人、アメリカ人が踊っていたんです。
よし、これはもう話しかけてハリウッドまで乗せてもらうしかないと思い、通りかかった日本人の女性2人組と赤ちゃんに話しかけました笑
しかし当たり前に断られました。でも応援してくれたのでとても嬉しかったです!
そりゃそうだよな〜と思い一旦盆踊りを一周しました。
そしたらまたまたさっきの断られた女性2人組とバッタリ。
他はどうだった?と話しかけてくれ、なんとかします!と答え、再び別れようとしたら、
「もしもあの子たち(僕たちのこと)にまた会ったら乗せてあげようって話していたところ。」
と言われ、再会した人たちだったからか余計に嬉しくなり、素直に喜びました!
え、、、乗せてくれるんだ。盆踊り来てみて良かった笑
近くの立体駐車場に停めてあるらしい車に向かう途中、お互いに経歴や乗せてこれからどうするかなどを話しながら歩きました。
北海道出身で学生の頃アメリカに留学に来てそれ以来ずっと住んでいる‘みちこさん’。
みちこさんの子供の‘せな君’。
音楽活動でニューヨークに来たのがきっかけで同じ職場の‘さよさん’。
2人ともとっても面白く、2人の職場でもある「DAIKOKUYA」というWest Hollywoodにあるラーメン屋さんに行くことになり、せな君は2歳だったかな?車内では会話がずっと続いたのを覚えています。
美味しすぎるのでロサンゼルスに来て日本食が恋しくなったら超オススメ。
アメリカの道路は幅広く、渋滞緩和が進んでいるのでDAIKOKUYAまでの6.5マイルの距離もあっという間に走り、オーナーが日本人だったからか店内は和風テイストでした。
僕たちはラーメン、チャーハン、チャーシュー丼など100%の日本食をご馳走になりました!
アメリカの経済、地理、人種、文化などを教えてくださり、ここからのアメリカ横断を応援してくれました。
お腹いっぱい食べ、店を出る際に日本人マネージャーのお兄さんから次の日の朝の分としてチャーハン弁当を2人前用意してくれました!
最後は観光地であるハリウッドの中心地とも言えるハリウッド&ハイランドまで送ってくれ、ラーメンも含め、本当に出会いに感謝です!ありがとうごさいました!!!
こんなにも知らない人のために時間とお金を費やしてくれる優しさは一体、、。
夜のハリウッドの話はアクションがガラっと変わるので次回の記事で載せます笑
翌日からは一気に進むのでお楽しみに^ ^
それではまた〜☀︎