Koheyの旅行記

旅人です。 世界を拠点としています。 旅したくても勇気が出ない、最初の一歩が踏み出せない、そんな人たちのために、僕みたいな普通の学生でも自分なりに旅しているんだよってことを伝え、少しでも役に立ってもらえれば嬉しい限りです。 たくさんの面白い旅の知識や海外事情をシェアしていきたいと思っています。

アメリカ横断 〜9日目 テキサスへ〜

こんにちは、こーへいです^ ^

 

前回はアメリカ0円横断8日目の夜にニューメキシコ州アルバカーキで治安の悪さを体感してフリーウェイ40号線の橋の真下で野宿をしました。その続きです。

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相方withアメリカのスーパーで良く見かけるゲーム

2017年8月6日

アメリカ横断9日目。

フリーウェイの車の音がうるさいのに朝8時まで爆睡。

9時ごろに昨日のスタバへ行ってトールサイズのスタバを注文。もう恥ずかしさなんてありません。

 

Wi-FiキャッチしてiPhone充電しながら休憩。

そして朝の10時にヒッチハイクスタート!

 

昨日と全く同じ場所で“EAST”の文字と親指を2人でそれぞれ掲げ続けましたが結局もう昼の12時、、、。

 

今日はまだ水しか飲んでいなかったのでお腹も空いてきた頃、ついに!!!

おばあちゃんが運転する1台の車が止まってくれました!

 

久しぶりに車が止まってくれて超嬉しい!!

15マイル先の40号線沿いにある人口が1000人もいないSedilloという田舎町まで連れて行ってくれるそう。

 

とにかくアルバカーキに飽きた僕たちは東に進むならどこでも良かったのでとりあえず進みました。

 

20分ほどで到着し、おばあちゃんに感謝して別れ、ヒッチハイクしやすそうな場所を探しているとガソスタ発見。

ダメ元で赤い服と赤い車が似合うおじいちゃんに話しかけると今度はまた15マイル先にあるMoriartyという少し栄えた小さな町まで連れて行ってくれることに!

 

車内では赤いおじいちゃんの英語が難しすぎてほとんど会話になっていませんでしたがとりあえず20分ほどで到着。

走っている途中に唯一聞き取れたのが“That’s my house!”だけでした。

つまり家を通り越してまで送ってくれるという優しさに感謝。

 

別れてからヒッチの最適スポットを探そうと歩いていると、知らない金髪のイケメンのおっさんが話しかけてきました。

おっさん「Are you traveling?」

僕たち「Yeah. We came here from Los Angeles, then head to New York.」

おっさん「By bus or maybe hitchhiking?」

僕たち「Yes, hitchhiking.」

おっさん「Oh that’s cool. Good luck!」

 

という日常会話があり、特にそのおっさんにはお世話になってませんがヒッチハイクという言葉が出たのでこの国ではやっぱりヒッチハイクの文化があることを再認識。

 

そしてさらに歩くとガソスタ発見。

ダメ元でガソリンを入れていたラテンアメリカアメリカ人男性声をかけると、まさかの250マイル先のテキサス州アマリロという比較的大きな都市まで送ってくれるっぽい!!

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車内に乗り込み、僕たちは色々話そうとしましたが、なんだかこの人、めっちゃ大人しい、、。

微笑んではくれるもののほぼ無口、、笑

必要最低限のことしか喋らない感じ。

 

この人と約4時間の長距離ドライブか、、、。

けど乗せてくれたんだから感謝して大人しく走ろう。

 

そして夜にテキサス州アマリロに着きました!

 

テキサスアメリカ本土の中西部に位置しており、州都はオースティン

州最大の都市は一度は聞いたことある街、ヒューストン

人口の約30%がスペイン語話者らしい。

タイムゾーンも中西部標準時に属しているため、アリゾナニューメキシコと1時間の時差があります。

そのため州を跨いだ瞬間1時間進みました!

 

アマリロテキサス州北端部に位置しており、気候は乾燥帯で平均最高気温は30℃ほど。

竜巻が頻繁に起こる地域としても有名。

街名の語源はスペイン語で‘黄色’を意味するAmarilloらしいが理由は不明。

※ここらへんはスペイン語の地名が多いです。

 

今夜は贅沢にRandyさんからもらったカップラーメンや、アルバカーキでもらったマックのギフトカードを使ってハンバーガーを食べ、おまけにWalmartで1ドルのでっかいパンを買いました!

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$1なのに2日もつ

今日のヒッチはスムーズだったな〜

町から町を小刻みに進んだからか、しっかりヒッチハイクで進んだ実感と達成感があったかも。

 

これからはヒッチハイクバンバンやっていきます!

(とか言って他の手段も使っちゃいます)

楽しみにしててください笑

 

そして今夜は1キロほど北に進んだところの野原で野宿。

9日目の夜にしてテント泊に何の抵抗も無くなり、もはやただの快適な持ち運び無料ホテルと認識し始めてきました。

 

ただいまの所持金$162

 

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野宿前にパンを半分食べる自分

 

次回はアメリカの動物園や大学に潜入!?

ではまた次回をお楽しみに^ ^

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アメリカ横断 〜8日目 ホームレスに追いかけられる〜

こんにちは、こーへいです^ ^

 

前回はニューメキシコ州アルバカーキに到着してJeffreyさんたちに昼ごはんをご馳走してもらいました。そのあと別れた続きからです。

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https://www.instagram.com/britfarr2015

 

アメリカ0円横断8日目は長距離移動だったのであっという間に午後3時。

目の前のスタバに入っていつも通りしっかり並んでトールサイズの水を頼みました。

 

iPhoneやGoProを充電したりして少し休み、Wi-Fiもゲット。

 

休憩を終えてヒッチハイクスタート!

アリゾナ州キングマンから使ってるフリーウェイ40号線のインターチェンジで“To EAST”の文字と親指を掲げました。

 

フリーウェイである州間高速40号線は東海岸にあるノースカロライナ州ウィルミントンまで繋がっているので、この道をずっと辿っていけば横断できちゃいます。

しかし僕たちはニューヨークが最終目的地なので途中のどこかで道が逸れます。

 

にしてもヒッチハイクの反応が悪すぎる。今までは止まってくれなくても手を振ってくれたり笑顔だったりしたのにここアルバカーキでは僕たちをほぼガン無視。

 

信号の前でやったり、横断歩道でやったり、車道の真ん中でやったり、ポイントを変えて何度もトライしてみました。

 

そこで僕たちは難しいヒッチハイクスポットにようやく気づいてきました。

 

ヒッチハイクがを避けたいところ↓

フリーウェイ(止まる余裕が無い)

インターチェンジ(止まる場所が無い)

信号の前(後続車が邪魔)

都会(なぜだかね)

車通りが多すぎる場所(止まれない、見ない)

車通りが少なすぎる場所(単純に確率が低い)

治安の悪い場所(怖い)

 

つまり田舎か郊外で昼間で車が頻繁に通って進む方向が同じで信号などが近くにあって減速できて後続車がいなくてしっかり停車できるスペースが無いとマジで時間かかります、、。

 

今やってるこのインターチェンジは車が頻繁に来てくれる以外、条件が当てはまらないのでも最悪、、、笑

 

しかも乾燥帯だから雨は降らないと思っていたのに雲行きが怪しくなってきました。

そう。ここアルバカーキは中学地理で習うステップ気候という乾燥帯に属しているため、突発的なスコールが降りだしちゃいます。

 

てことでスコール到来!!!

1時間ほど近くの経営してなさそうな建物の屋根で雨宿り。

 

雨は止んでからはもう夕方。僕たちは一旦諦めてスタバに行き、またまた水を注文してしばらく休みました。

アルバカーキ、、、厄介な街かもしれない、、、、。

 

そこでやっとアクションがありました!!

スタバで休憩いていると、パソコンをいじっている大学生くらいの1人の男性と目が合い、この際だから話しかけてみました。

「Do you have a plan to go east?」

といつも通り、わけの分からない質問を投げかけると、

「I live here, but I can take you to the next town if you want.」

と言ってくれました!

 

そしてパソコンでグーグルマップを開いて道案内をしてくれましたが結局、隣町まで行くとヒッチが難しくなりそうと判断したため、都会であるアルバカーキで続けることに、、。

 

あ〜せっかくのチャンスが、、、

しかしその男性は車からわざわざ10ドル分のマックのギフトカードを2枚取って僕たちにくれました!!!

 

やったーーー!!!

応援してくれて本当にありがとうございました。

この先しばらく役立ちます笑

 

てかこの旅は少しでも応援してくれただけでそれが力になったんです!!

 

暗くなる前にラストヒッチをやったものの捕まらず、夜ごはんはスタバから700m離れたマックで食べることに。

 

さっそくさっきもらったカードを1ドル使ってハンバーガー1個をぱくっと。

ディナー終了。

 

歯磨きして、個室トイレの水道で頭を洗ってスマホをいじっていました。

すると、7月に受けたTOEICの結果がもう出てるらしい、、、

 

僕たち2人は恐る恐るネットで確認してみると、2人とも残酷な結果でした、、、。

友人なんか点数を教えてくれさえしませんでした。

アメリカいる時にこんなの見ちゃうと横断できるのか不安になっちゃいますね笑笑

 

そして同時に大学の授業2単位も落とす、、、。

撃沈。

TOEICでショックを受けた思い出が強いです。

 

まぁ過ぎたことは仕方ない。前に進もう。

外で野宿スポット開始。

1km離れてしまったフリーウェイの方に向かうことにしました。

 

そこでハプニングが!!!

歩いていると後ろから人の気配を感じます、、。

振り返ると見た目がホームレスで明らかにドラッグをやっていそうなおじさんが、

「Where are you going? Are you going to that way? That way! That way!」

と意味のわからないことを言って追いかけてきました、、。

 

こえ〜〜

さすがに体が震える怖さだったので早歩きしました。

 

しかしまだ追いかけてくる、、、。

スピードが遅かったもののずっと追いかけてきました。

さすがにダッシュして逃げよう笑

 

そしてなんとか逃走成功。

 

しかしここでまたハプニングが!!

友人がどこかでヨガマットを落としたそう、、。

マジかあ!!笑

 

もう一回来た距離を歩くことは旅なので全然良いけどまたさっきのThat wayおじさんのところを通るのか、、笑笑

 

しかしマットは野宿に欠かせないものだったので戻るしかありません。

反対側の歩道を通って無事マックまで戻ると出口付近に落ちていました。

良かった〜

 

そして再びフリーウェイへ。

結局それ以降That wayおじさんとは会わずに済みましたが、今回の横断でかなりビビった出来事の1つでした。

 

野宿はフリーウェイの橋の下に決定。

テントを張って、日記を書いて就寝。

TOEICの結果とThat wayおじさんのせいで疲れが溜まっていたので、橋の上の車の音なんか一切気にせず、爆睡しました。

 

アルバカーキ、、、早くこの街を出なければ、、。

 

てことで次回はアルバカーキをなんとしても抜け出します!

次回をお楽しみに^ ^

 

今回はTOEICとThat wayおじさんしかネタが無かったのです画像はなしです。

すみませんm(__)m

 

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アメリカ横断 〜8日目 化石の森〜

こんにちは、こーへいです^ ^

 

前回はアメリカ0円横断7日目、アリゾナ州にあるグランドキャニオンからコロラド州のデュランゴという町、デンバー方面行きの人が見つかり、次の日の朝5時50分に集合する続きからです。

 

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Petrified Forest National Park

2017年8月5日

アメリカ0円横断8日目の朝5時45分、集合時間ぎりぎりにグランドキャニオンでの野宿から起きてテントを秒でたたみ、急いで集合場所に向かいました。

 

そこには約束通り、デンバーまで連れて行ってくれるJeffreyとBritneyが日の出を見ていました。

 

“Good Morning!"と挨拶。

ちゃんと集合できて良かった~。

 

集合して間もなく出発。するとJeffreyが、

「We'll go to Petrified Forest National Park. So... you guys wanna go east, right? If it's indispensable to go to Denver, you can come with us and we'll take you to Albuquerque.」

 

的なことを言っていたのですが実際にはもっと英語も難しく、その国立公園の場所もわかりませんでした笑

しかしアルバカーキという地名が聞こえたのでとりあえず結構進めることがわかりました!

 

アルバカーキアリゾナ州のとなり、ニューメキシコ州にある大きい都市。

グランドキャニオンからは約410マイル。

治安はあまり良くないと言われているらしい。

 

しかしその前にPetrified Forest National Parkって場所に行くっぽい、、、

とりあえずJeffreyとBritneyの乗用車に乗ってドライブ開始。

知らない日本人のためにわざわざ集合して連れて行ってくれるなんて優しすぎる、、。

 

僕たち4人はグランドキャニオンを下りていき、Flagstaffの街を通り、車内では改めて自己紹介や経歴などをお互い詳しく話し、楽しく過ごしていました。

 

※何度も言いますがアメリカでのヒッチハイクでは多少の英語力はあったほうが良いと思います。

 

走って3時間ほど経った朝9時ごろ、さっき言った国立公園に着きました。

 

Petrified Forest National Parkアリゾナ州北東部のペインテッド砂漠に位置する国立公園で、世界最大の珪化木と呼ばれる植物の化石があることから日本語では“化石の森国立公園”と言われています。

※入園料:車1台$10

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Welcome to Petrified Forest National Park

まぁここらへんのアリゾナ州ユタ州コロラド州にはたくさんの国立公園や世界遺産があるので大自然ってことですね!

 

中に入ると売店などがありましたが朝だったからか、人が全然いない、、。

しかしそんなことよりiPhoneに電波が入り、フリーWi-Fiをゲット!!

4日ぶりにやっとLINEも使えて心配させちゃってた何人かの友達に返事することもできて一安心。

 

4日間もスマホ無し生活も人に心配かけなければたまには良いかも。

(ちなみに1018年に東南アジア5カ国で2週間スマホ無し生活を経験)

 

さらに少し進むと草原と岩できた神秘的な絶景が見えました!

結論を言うと化石がどれなのかよくわかりませんでしたが大自然を感じられたので良し笑

 

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観光客が僕たちだけという中、みんなで写真を撮りあって30分くらい眺めていました。

JeffreyとBritneyの仲良しそうな写真もパシャ。

でもこの化石の森、よく考えると日本では絶対に見ることができないし、こんなに空が広く見えたのも広大なアメリカだからこそだったので良い体験ができました! 

www.nps.gov

 

そのあとは車に戻ってまた長距離ドライブ再開。

アルバカーキまで残り200マイル。長い、、。

※そういえばマイルをキロに換算するにはマイルに×1,6Km。

 

50マイルほど走るとアリゾナ州ニューメキシコ州に入り、これでやっとヒッチハイクの違法州から抜け出すことができました!

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From Arizona to New Mexico

ニューメキシコ州は乾燥帯なので雨はほぼ降りません。

さらにこの州は名前の通り、アメリカ人が指すヒスパニックと呼ばれるラテンアメリカ人が州の人口の約半分を占めています。

つまりスペイン語が欠かせない。

 

化石の国立公園から3時間ほど走ってようやくニューメキシコ州アルバカーキに到着!

着いた頃にはもう午後1時を過ぎていたのでランチをみんなで食べようとのこと。

 

僕たちはBritneyが前から行ってみたかったというOwl Cafeというメキシコ料理をアメリカ人用にアレンジされたレストランに連れて行ってもらいました。

店の中はニューメキシコっぽいレトロな雰囲気。(意味わかんない)

 

英語表記で写真が無いアメリカの一般的なメニューを読めない僕たちはそれぞれテキトーに頼み、ついでにコーラも贅沢しちゃいました。

 

しばらくするとサンドイッチのようなものが出てきましたがスパイスが効いていてメキシコ感あってとっても美味しかったです!

レビュー下手くそすぎてごめんなさい、、笑

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けど食事中のアメリカ文化や日本文化、メキシコ文化などの会話で盛り上がったことの方が印象に残り、とにかくその時は楽しかったのを覚えています。

今回の旅、結局は出会う人で全ての経験が変わる気がする。

 

午後2時半。食べ終わりそろそろお別れの時間。

グランドキャニオンキャニオンから400マイル以上も運んでくれたJeffreyさんとBritneyさんと記念撮影。

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左から:相方、Britney、Jeffrey、自分

インスタも交換して、最後はOwl Cafeから車で3分のフリーウェイ40号線の近くにあったスタバの前まで送ってくれました!

 

そして絶対にアメリカ横断を成功すると約束してハグして別れました。

素敵な出会い、ありがとうございました!!!

ちなみに横断中に400マイルを超えたこの長距離ヒッチハイクはこれが最高距離。

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アリゾナでRandyさんと会ってからは超順調に進んでいるな〜

次回はアルバカーキヒッチハイクするもまたもや捕まらず、ホームレスに追いかけられる!?

 

それではまた、次回をお楽しみに^ ^

 

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アメリカ横断 〜7日目 グランドキャニオンで野宿〜

こんにちは、こーへいです!

 

前回はアメリカ0円横断7日目にしてやっとグランドキャニオンに到達しました。

次に目指すはコロラド州デンバー。というより東方面。

その続きからです。 

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Grand Canyon National Park

横断7日目の夕方5時ごろ、僕たち2人はいったんグランドキャニオンの駐車場に戻り、たくさんの人たちに、「Excuse me. Are you gonna go east?」と話しかけまくりました。

 

しかしもう夕方だったので車中泊などで寝泊まりする人ばかり。

それにここは観光地ということもあり家族で来ている人も多く、乗せてもらえない車ばかりでした。

 

僕たちはベンチで休憩しつつ声かけを諦めませんでした。

もうこの際、人目など全く気にしていません笑

 

というかこの旅って人目を気にしてたら何にもできないので、ヒッチハイクや野宿をする上で必要なのは強いメンタル

 

日本だと人の冷たい視線を感じることが多いかもしれないけど、ここアメリカならマジで自分のやりたいチャレンジとかやりやすい環境だと思う

 

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Just do it.

2時間くらい経過したころベンチで休憩していると、目の前を1人の若い男性が会釈して通りました。

 

チャンス!!

 

僕たち:「Hello. We are now crossing the country by hitchhiking without money. This is our challenge to get to New York from Los Angeles, so now we are here. If you go east, could you take us to the direction even just a little bit.」

男性:「I think I can take you somewhere but first I have to ask my wife. Just follow me.」

 

きたーーー!!!

まだ連れて行ってくれるかはわからないけどとりあえずすぐ近くでグランドキャニオンのサンセットを見ている妻のところへ行ってみると、そこには若い奥さんとわんちゃんがいました。

 

奥さんに僕たちの状況を伝えると、OKがでました!

声をかけた男性がJeffreyさんという名前で、奥さんはBritneyさんという方でした。

2人は僕たちの次の目的地であるコロラド州デンバーに住んでいるらしく、結婚してまだ2年の若い夫婦でした。

 

しかしここで2つの条件が、、。

1つ目は今日はここで寝て明日の早朝にグランドキャニオンを出発するとのこと。

2つ目はデンバーには明日中には着かないから途中のコロラド州Durangoという街まで乗せてあげられるとのこと。

 

でもDurangoは300マイル以上あるのでそれでもかなり進む。

問題は明日の朝に本当に待ち合わせができるのかどうか笑

 

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今は人を信じないと次に進めない旅なので信じます!!

こんな優しそうな夫婦は裏切るわけがない

 

ということで明日の朝5時50分のサンライズに今いるこの場所で集合とのこと。

最後はJeffreyとBritneyと一緒にサンセットを見て太陽が沈んでいきました。

 

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Sunset from Grand Canyon

僕たちは夫婦と別れ、恒例の野宿スポット探し。

 

しかしテントを張れるような場所は見当たらず、結局、峡谷が見える通路と駐車場の間にあった茂みの中に隠れてテントを張りました。

 

夜ご飯はRandyさんからもらったスナックやクラッカーを食べてしっかり歯を磨き、グランドキャニオンで野宿することがこの先の人生であるのかな〜とか考えながら日記を書いて就寝。

 

そして友人へ。誕生日おめでとう!

グランドキャニオンで誕生日は面白いな〜

無事New Yorkにゴールできたら祝います笑

あと2018年もニュージーランドで祝うことになるとは、、、。

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Auckland, New Zealand(2018年8月)

果たして次回はグランドキャニオンを抜け出すことができるのか!?

ではまた次回をお楽しみに!^ ^

 

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アメリカ横断 〜7日目 長かった道のり〜

こんにちは、こーへいです☺︎

 

前回はRandyさんの別荘で1日中ニートをしていました。別荘で2泊してさすがにそろそろグランドキャニオンに行かないと日程がマズイと思っていた続きからです。

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Grand Canyon National Park

2017年8月4日

アメリカ0円横断7日目、朝5時台に起き、荷物をまとめてRandyさんの車に乗り込みました。

今度こそこの別荘も最後だ。しっかりと景色を記憶にとどめました。

 

朝7時前に出発し、180マイル先のWilliamsという小さな町を目指しました。

別荘があったMeadviewからは昔のルート66の痕跡道路を通り、途中コンビニでアイスを買ってくれ、3時間ほどかけてWilliamsに到着。

(明日の8/5は友人の誕生日だったので2人にアイスを買ってくれた)

 

Williamsは僕たちのように西の方から来た場合、グランドキャニオンを通るState Route 64の州道に入れる分岐点があるため、必ず通ることになる町です。

またWilliamsは静かな町でファストフードチェーン店やレストランなども充実していました。

 

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僕たちはマックに連れて行ってもらい、奥さんにご馳走してもらいました!

何が食べたいか聞かれたものの、英語が苦手な僕たちはもちろんメニューも読めるわけがなく、テキトーに大きいハンバーガーとドリンクを頼んでいました笑

 

とっても美味しかった!最後まで優しくしてくれた、、、。

そして最後の最後はグランドキャニオンまで一直線の州道64号線に差し掛かるところで降ろしてもらい、ついにお別れの時間

 

僕たちは少しだけ日本円が財布に残っていたので事前に用意していた1000円札に書いたメッセージを渡しました。

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奥さんの顔には涙がありました。

たったの2日間なのになぜか長く感じた出会い。

ブログには書ききれませんが一緒にいた時間はとっても楽しくて幸せでした。そんな出会いを体験できたことも今となっては大切な一生の思い出です。

 

そして別れ際にRandyさんからスナックやインスタントフードなどをいただき、さらには1人40ドルずつの合計80ドルもいただき、さよならしました。

 

本当の本当にありがとうごさいました!!

 

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Randyさんたち

幸せを感じる出会いって素敵だな〜

 

ここまで来たら絶対にグランドキャニオンに行く。ヒッチハイク禁止のアリゾナ州でいざヒッチハイク

ここからグランドキャニオンまでの距離は57マイルです。

 

ダンボールにはRandyさんが書いてくれた“STUDENT NEED RIDE!”という文字と僕たちが作った“To EAST”と“Grand Canyon”のサインを。

 

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警察を恐れながら30分ほどやると、アメリカではしょっちゅう見かけるピックアップトラックと呼ばれる荷台の付いた車が止まってくれました!

中には若いお兄さん二人組がいて、近くの5マイル先のShellというガソスタまで荷台に乗るのでもいいなら送ってくれるそう。

 

僕たちはこのちょっとした距離よりも荷台に乗れることの方がうれしくてとりあえず乗り込みました!

すずしい~~~

 

ガソスタには10分ほどで到着し、いったんトイレ休憩をしてからガソスタの前でヒッチハイク開始!

 

残り52マイルと言ってもキロで表すと約83キロ。

そしてまた30分ほどで1台の黒い車が止まってくれました!

 

僕たち:「Are you going to Grand Canyon?」

運転手:「Yes.」

僕たち:「Can you take us there?」

運転手:「日本人ですよね?」

僕たち:「………はい。」

 

、、、、笑

はい。止まってくれたのはまさかの日本人男性!

名前はこーたろうさん。25歳の日本の小学校教員で、夏休みに1人でロサンゼルスからラスベガス、グランドキャニオンをレンタカーで観光していたそうです。

 

今からちょうどグランドキャニオンに行くところで日本人がヒッチハイクしていたから止まってみたとのこと。

超ラッキー!!

 

車内では、アメリカの運転は右側通行が難しいこと、帰りにラスベガスでカジノをやる予定のこと、アメリカで感じたことなど、日本人同士ならではの会話で盛り上がりました。

 

そして1時間ほど走り続けると、ついにグランドキャニオンの入口が見えた!

駐車場は普通車1台30ドルだったのでこーたろうさんが払ってくれました!

 

※今は$35らしいです。(2019年現在)

 

敷地内に入って車を止め、3人でVisitor Centerと書かれた建物に行き、ルートを確認。

グランドキャニオン国立公園は1979年に世界自然遺産として登録された以降、多くの観光客が訪問しているため、敷地内の移動バスはすべて無料です。

 

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https://www.nps.gov/grca/planyourvisit/parking_sr.htm

Visitor Centerを出て結構並んでいるバス乗り場に行き、バスに乗ることに成功しました。

 

超どうでも良いんですけど、ちょうどこのタイミングで荷物の重さを感じて寝袋をゴミ箱に捨てます笑

今後まだまだ続く野宿はどーすんだ笑笑

さよならでかい寝袋、、君のせいで歩きづらかったよ、、、。

 

そしてついに、、、

いくつかのビューポイントがある中、まずはみんなが降りるところで降りてみるとそこにはコロラド川に侵食されて作られた大地に広がる峡谷の絶景、グランドキャニオンがありました!!

 

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壮大すぎる、、、

口をポカンと開けてしばらく眺め、これまで協力してくれた人たちのおかげでやっとここまで来れた嬉しさが溢れ出しました。

 

てかとにかくスケールが凄すぎるから自然とか岩に興味が無い人にも超オススメ。

アメリカ西海岸に遊びに来たらぜひついでに寄ってみるのもアリだと思います!

 

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相方 with Grand Canyon

そして他のビューポイントにも行ってたくさん写真も撮り、2時間以上が経過。

気づけばすでに午後4時。こーたろうさんともそろそろお別れです。

 

こーたろうさんはこの後、グランドキャニオンに行く玄関口の街、Flagstaffに行くらしく、僕たちもさらの東に進むためにはその街を通るのですが、観光客がわんさかいるこの駐車場で声かけをすればさらに遠くまで乗せてくれる人が見つかるだろうと考え、さよならしました。

お世話になりました。ありがとうございました!

 

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左:友人 真ん中:こーたろうさん 右:自分

海外で出会う日本人ってなんか特別な感じがしますよね?

海外経験のある人にはわかると思う笑

 

さすがにそろそろWi-Fiを繋ぎたい僕たちは入口のVisitor Centerに戻り、Wi-Fiを探しました。

が、しかしまたまた繋がらず、、。もう3日間もネットに繋げてないのでLINEも返せず、何人かに心配もかけさせてながら次の目的地、コロラド州デンバーを目指すことにしました。

 

少しずつ空が暗くなっていく中、僕たちの横断旅がまた始まります。

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次回はグランドキャニオンで野宿!?

ではまた次回をお楽しみに☺︎

 

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アメリカ横断 〜6日目 銃を撃つ〜

こんにちは、こーへいです!

 

前回の記事ではグランドキャニオンの近くの別荘に泊まって久しぶりに風呂に入りベッドで寝ました!

今日は念願のグランドキャニオンか?

その続きです。

 

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朝のアリゾナで深呼吸する相方

2017年8月3日

アメリカ0円横断6日目、早朝6時半ごろ、ふかふかのベッドで長時間睡眠から目覚め、朝ごはんにシリアルなどを食べました。

 

唯一の文句は電波が通っていないので昨夜からネットが繋がっていないこと、、笑

 

食べ終わってすぐに荷物をまとめ、出発の準備をしていました。

今日はRandyさんたちもアリゾナの州都であるフェニックスという市街地に行くため、しばらく来ないであろう別荘の水道管や電気をストップさせ、準備をしました。

 

朝8時ごろにもう出発し、グランドキャニオンに連れて行ってくれるらしい、、。

めっちゃ幸せ。

同時に超感謝。

 

40分ほど走るとグランドキャニオンよりも西側にあるグランドキャニオンパラシャントモニュメントという国定公園に着きました。

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Grand Canyon-Parashant National Monument

僕たち日本人が想像するのは普通グランドキャニオンナショナルパークという国立公園ですよね?

 

しかしここは観光地のわりには少ない、、

というかほぼゼロ!なんでだろ、、、

そして受付に行ってみたらまさかの土砂災害で閉鎖されてるらしい、、、。

 

は〜い〜、なんてこった、、。

車に戻り、Randyさんと奥さんのシンキングタイムに入ります。

そして僕たち2人も話し合います。

念のため持ってきていたクレジットカードを解禁するか?

それとも結局グランドキャニオン諦めるのか?

 

そんな心配をしているとRandyさんが、

「You can stay at that house again, then we’ll take you to near Grand Canyon on the way to Phoenix tomorrow!」

と言ってくれました。

 

なんとか明日グランドキャニオンに行ける可能性はあるものの、今日は何すんの、、?

 

帰り道のコンビニでハリボーを買ってもらい、別荘までの40分の道のりを戻りました笑

 

二度と来れないんだろうな〜って思ってた別荘にまたステイできることは嬉しかった反面、次のステップに進めないことに若干落ち込んだのが正直な気持ちです。

 

なんか横断一時休止した気分、、笑

 

別荘に戻ってからは電波も入らなかったため、スマホを使えなかったので暇すぎて寝ることにしました。

(スマホをいじれないと何もやることがないってマズイ笑)

 

とりあえずその日は“となりのトトロ”のDVDを日本語で見て、今さら時差ぼけが来たかのように2人とも寝まくった1日でした。(友人はトトロのときもぐっすり)

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僕たちのふかふかベッド

あと前回の記事で銃を撃ったと言ったのですが、それは今日のことでした笑

 

ちなみに僕は過去にアメリカ中西部に位置するオクラホマ州Gun Rangeと呼ばれる射撃場でアメリカ人の友達と一緒に体験したことがありその時の銃がとても重かったのですが、Randyさんが貸してくれた銃は狩に使うための物だったらしく、思っていたよりも軽くて持ちやすく、音もそこまで響きませんでした。

狩に使う銃。かっけぇ、、、

 

日没前の夕方に1人20発くらい撃ったあとは米料理とビールをご馳走になり、わんちゃんのCocoと遊び、風呂に入り、次の日の早朝出発のために早く寝ることにしました。

 

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作ってくれた米料理

この日はほとんどベッドで生活していたので話すネタが無かったです。今後も特に何もしない日がちょくちょくあります。

 

というかクレジットを使ってグランドキャニオンに行っちゃおうと一瞬でも考えちゃった自分が情けない、、、。

(2018年のオーストラリア0円縦断でも1回本気で考えちゃう)

 

けどスマホから離れて考え事をしたり、ゆっくりと休息したり、こういう日もあって良かったとは思います!

今考えると、この休息があったことで次に出会った人も変わっただろうし、全ての出来事が次の出会いに繋がってる。

次に何が起こるの予想がつかないのがこのアメリカ横断の楽しさでもありました^ ^

 

明日はなにがなんでもグランドキャニオンに行ってやる。

ということで6日目を終えました。

 

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この体勢が好きなCoco

次回はヒッチハイク禁止のアリゾナ州グランドキャニオンを目指して再びヒッチハイクします!

お楽しみに!!

 

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アメリカ横断 ~5日目 別荘でホームステイ~

こんにちは、こーへいです。

 

前回はアメリカ横断4日目、ネバダ州ラスベガスからアリゾナ州キングマンまでバスとヒッチハイクで行き、グランドキャニオンを目指していました。その続きです。 

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あとで出てくるCocoちゃん

2017年8月2日

朝7時ごろ、Kingmanのフリーウェイ40号線沿いにあるマクドナルドの裏のテントで目が覚めました。

マックで洗顔などを済ましてからハンバーガーを食べ、ドリンクは昨日のカップを使って水やジュースを飲み、日本から持ってきた賞味期限切れの黒糖まんじゅうを2人で仲良くはんぶんこ。 

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まんじゅうと相方の記念撮影

Wi-Fiもせっかく使えるのでしばらくスマホをいじっていました。

そこであることに気づく。

今日グランドキャニオンに着かなかったら日本に帰る飛行機に間に合わないかも、、?

 

というのはノープランが大好きな僕たちでもさすがに多少の地理の知識や道路事情、経由地、日数などの最低限は調べて計画していました。

その計画では横断開始4日目にはグランドキャニオンに着く予定だったので少し焦りを感じ、今日こそはグランドキャニオンに行ってやるぞという意気込みをしました。

 

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午前9時、ダンボールには“Grand Canyon”の文字を書き、マックの駐車場を出入りする車を狙ってヒッチハイク開始。

 

1時間、、、2時間、、、3時間経過、、、。

あっという間にもう昼です笑

というか昨日の夜から換算すると全然つかまえられてない、、。

 

いったんポジションを変えるためにマックの裏をたまに走る貨物列車の線路を越えて1分に1台通らないくらいの住宅街の路地でヒッチハイクをしてみました。

 

そしたらなんと一発で若い女性が止まってくれました!

しかしその人はここらへんに住んでいる地元の方だったので遠出はしないそう。

 

残念でしたが反応があった!続けてヒッチハイクします。

するとまたすぐに車が止まり、その後もまた車が止まってくれましたがどちらも地元民。

確かにこんな路地でグランドキャニオンに行く人なんかいないよな、、。

なんて思っていると、パトカーが2台向かってきました。

 

そして見事に僕たちの目の前で止まってしまいました。

ん??待って、え!?

 

からしかめ面のごつい警察官が3人出てきました。

僕たちはあまり英語が聞き取れませんでしたがなにやら怒っている様子。パスポートを回収され、身分や事情を聞かれました。

 

その警察によるとアリゾナ州ヒッチハイクは違法とのこと。

多少は事前に調べていたのでもともと知ってはいました。しかしまさかと思いきや本当に捕まるなんて、、、。

でも僕たちは進むためにやるしかありません。ごめんポリス。仕方ないんだ、、。

 

パスポートを返され、警察には“バスで近くの栄えている町までまずは行け”的なことを早口英語で言われ、去っていきました。

 

マックの方に戻るふりをしてパトカーも見えなくなったことを確認。

はい。ヒッチハイク続行!笑

 

しかし数分したらまたまたさっきのパトカー登場!まじかぁ、、、

機嫌の悪そうな顔をして同じごつい警察が出てきてもちろん怒られました笑

 

パトカーが去っていくことを確認し、さらに少し進んだ先の路地でヒッチハイク

すぐに若い男性が止まってくれ、少し先なら乗せて行ってくれるそう。

僕たちはとにかくこの場所から離れたかったので乗せてくれればどこに行ってもよかったのです。

 

感謝して車に乗り、走ろうとした瞬間、またまたさっきのパトカーが着ちゃった、、。

警察に降りろと言われ、運転手はヒッチハイカーを乗せてはいけないことを告げられ、警察が

「If you do this again, you'll go to a jail.」

と僕たちを脅し、それが本当だったのかはわかりませんがその時はさすがにこれ以上できないと感じて諦めました、、、。

 

州法で決められていて注意されているのにもかかわらず何度もやってしまいすみませんでした。せっかく止まってくれた方にも迷惑をかけてしまいすみません!

あ~アリゾナは厳しいし暑いしどーしよう、、。

 

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バスの来る気配が無いバス停

仕方なく警察に言われたとおりKingmanの市街地までバスで行くことにしました。

そのバスは【Kingman Area Regional Transit(KART)】というローカルバスで、ウェブサイトは無く、グーグルマップにも表示されないレアものです。

 

Kingmanに住んでいる人にしかわからないそのバスの時刻表をバス停で確認すると、1日に何本か走る的なスーパーてきとーな書き方でした笑

 

しかし僕たちに残された交通手段はバスのみ。バス停で炎天下45℃の中1時間以上待ち続けていると小さいバスが到着。

こんなところで外国人を乗せるのは初めてだったのか、運転手に1人1,5ドルと言われバスのパンフレットを渡してくれました。

 

バスの中は涼しく快適。真夏のアリゾナは本当に干乾びてしまうのでは、、。

 

いやいやながら西に進み、30分くらい乗るとIn-N-Out、マック、KFC、タコベル、そして世界最大のスーパーチェーンであるウォルマートなどあらゆる店が並ぶ町の一角に着きました。

(どこ行けば良いかわからなかった僕たちはずっと乗っていてここが終点だったらしい)

 

僕たちはアメリカに入国して初めてウォルマートに入り、Wi-Fiがつながることを確認してから店の入口にあったベンチで休みました。

そこでなんと!!!僕たちはグランドキャニオンに行けないことを確信して諦めることにしました、、、。(めちゃくちゃショックだった)

 

ベンチで休んでいると、1人の優しそうなおじいちゃんが話しかけてきました。

おじいちゃん:「Hey. Are you guys Japanese?」

僕たち:「Yes.」(グランドキャニオンに行けなくて途方に暮れてた)

おじいちゃん:「I figured. What are you doing?」

僕たち:「We wanna go to......」(説明)

おじいちゃん:「We have a second house near Grand Canyon.」

僕たち:「What!!!??? Really!? Can you take us there?」

おじいちゃん:「Sure!」

 

、、、、、笑笑

てことでグランドキャニオンはまだ諦めません!!!キセキ!?

 

おじいちゃんの名前はRandyさん。Randyさんは62歳で昔5年ほど日本で仕事をしていたことがあり、日本人にとてもお世話になったことから日本人に恩返ししたいとのこと。

そして建設関係の仕事をしていたらしく、過去に建物をいくつも設計から建設までして、グランドキャニオンの近くの別荘も自分で設計したっぽい。

普段はカリフォルニア州サンディエゴに住んでいて、今回はアリゾナ州のフェニックスに向かう途中、別荘に扇風機がほしくて偶然ウォルマートに買いに来たそう。

またRandyさんには家族がいて、車内には奥さんと白くて可愛い犬のCocoが待機していて、息子と娘も別で暮らしているとのこと。

 

僕たちはRandyさんの車の荷台にバックパックを乗せ、後部座席に乗り込みました。

車内ではアメリカ文化や日本文化の違いや言語の特徴などでとても盛り上がり、Kingmanから真北に60マイル進み、1時間半ほどかけて見渡しの良い山の景色を眺望できるMeadviewという地名にある別荘に夕方5時前に到着しました。

 

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Randyさんの別荘

別荘は中も外も広く、とにかく素敵すぎて説明すると記事が終わってしまうので省きます笑

 

着いてからは可愛いCocoとじゃれ合ったり、奥さんがインスタント焼きそばにお湯を入れたままソースを入れちゃったり、3日ぶりにシャワーを浴びたり、ビールを飲んだり、家のまわりを案内してくれたり、車のような乗り物を運転したり、遠くの峡谷を狙って銃を撃たせてもらったり、ステーキを作ってもらったり、みんなで楽しい時間を過ごしていました。

 

日が沈みかけ、徐々に暗くなっていく峡谷を2人で眺めながら、今日の昼まで炎天下で警察に注意されていたことを思い出したりしていました。

夕日めっちゃきれいだったな~

 

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夕方に一度、スコールが来て外のテーブルのガラスが割れたことにはビビりましたが、それ以外は平和に過ごし、2人で寝られるベッドも用意してくれました!

 

明日はグランドキャニオンの近くまで連れて行ってくれるそう。

一度諦めてしまったグランドキャニオンに再び行ける希望が現れた5日目でした。

今夜はホームステイ!ゆっくり寝よう!!!

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Cheerrrrrrrs!!!

次回はグランドキャニオンに行こうとするが、、、。

ではまた次回をお楽しみに^ ^

 

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