Koheyの旅行記

旅人です。 世界を拠点としています。 旅したくても勇気が出ない、最初の一歩が踏み出せない、そんな人たちのために、僕みたいな普通の学生でも自分なりに旅しているんだよってことを伝え、少しでも役に立ってもらえれば嬉しい限りです。 たくさんの面白い旅の知識や海外事情をシェアしていきたいと思っています。

アメリカ横断 〜7日目 長かった道のり〜

こんにちは、こーへいです☺︎

 

前回はRandyさんの別荘で1日中ニートをしていました。別荘で2泊してさすがにそろそろグランドキャニオンに行かないと日程がマズイと思っていた続きからです。

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Grand Canyon National Park

2017年8月4日

アメリカ0円横断7日目、朝5時台に起き、荷物をまとめてRandyさんの車に乗り込みました。

今度こそこの別荘も最後だ。しっかりと景色を記憶にとどめました。

 

朝7時前に出発し、180マイル先のWilliamsという小さな町を目指しました。

別荘があったMeadviewからは昔のルート66の痕跡道路を通り、途中コンビニでアイスを買ってくれ、3時間ほどかけてWilliamsに到着。

(明日の8/5は友人の誕生日だったので2人にアイスを買ってくれた)

 

Williamsは僕たちのように西の方から来た場合、グランドキャニオンを通るState Route 64の州道に入れる分岐点があるため、必ず通ることになる町です。

またWilliamsは静かな町でファストフードチェーン店やレストランなども充実していました。

 

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僕たちはマックに連れて行ってもらい、奥さんにご馳走してもらいました!

何が食べたいか聞かれたものの、英語が苦手な僕たちはもちろんメニューも読めるわけがなく、テキトーに大きいハンバーガーとドリンクを頼んでいました笑

 

とっても美味しかった!最後まで優しくしてくれた、、、。

そして最後の最後はグランドキャニオンまで一直線の州道64号線に差し掛かるところで降ろしてもらい、ついにお別れの時間

 

僕たちは少しだけ日本円が財布に残っていたので事前に用意していた1000円札に書いたメッセージを渡しました。

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奥さんの顔には涙がありました。

たったの2日間なのになぜか長く感じた出会い。

ブログには書ききれませんが一緒にいた時間はとっても楽しくて幸せでした。そんな出会いを体験できたことも今となっては大切な一生の思い出です。

 

そして別れ際にRandyさんからスナックやインスタントフードなどをいただき、さらには1人40ドルずつの合計80ドルもいただき、さよならしました。

 

本当の本当にありがとうごさいました!!

 

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Randyさんたち

幸せを感じる出会いって素敵だな〜

 

ここまで来たら絶対にグランドキャニオンに行く。ヒッチハイク禁止のアリゾナ州でいざヒッチハイク

ここからグランドキャニオンまでの距離は57マイルです。

 

ダンボールにはRandyさんが書いてくれた“STUDENT NEED RIDE!”という文字と僕たちが作った“To EAST”と“Grand Canyon”のサインを。

 

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警察を恐れながら30分ほどやると、アメリカではしょっちゅう見かけるピックアップトラックと呼ばれる荷台の付いた車が止まってくれました!

中には若いお兄さん二人組がいて、近くの5マイル先のShellというガソスタまで荷台に乗るのでもいいなら送ってくれるそう。

 

僕たちはこのちょっとした距離よりも荷台に乗れることの方がうれしくてとりあえず乗り込みました!

すずしい~~~

 

ガソスタには10分ほどで到着し、いったんトイレ休憩をしてからガソスタの前でヒッチハイク開始!

 

残り52マイルと言ってもキロで表すと約83キロ。

そしてまた30分ほどで1台の黒い車が止まってくれました!

 

僕たち:「Are you going to Grand Canyon?」

運転手:「Yes.」

僕たち:「Can you take us there?」

運転手:「日本人ですよね?」

僕たち:「………はい。」

 

、、、、笑

はい。止まってくれたのはまさかの日本人男性!

名前はこーたろうさん。25歳の日本の小学校教員で、夏休みに1人でロサンゼルスからラスベガス、グランドキャニオンをレンタカーで観光していたそうです。

 

今からちょうどグランドキャニオンに行くところで日本人がヒッチハイクしていたから止まってみたとのこと。

超ラッキー!!

 

車内では、アメリカの運転は右側通行が難しいこと、帰りにラスベガスでカジノをやる予定のこと、アメリカで感じたことなど、日本人同士ならではの会話で盛り上がりました。

 

そして1時間ほど走り続けると、ついにグランドキャニオンの入口が見えた!

駐車場は普通車1台30ドルだったのでこーたろうさんが払ってくれました!

 

※今は$35らしいです。(2019年現在)

 

敷地内に入って車を止め、3人でVisitor Centerと書かれた建物に行き、ルートを確認。

グランドキャニオン国立公園は1979年に世界自然遺産として登録された以降、多くの観光客が訪問しているため、敷地内の移動バスはすべて無料です。

 

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https://www.nps.gov/grca/planyourvisit/parking_sr.htm

Visitor Centerを出て結構並んでいるバス乗り場に行き、バスに乗ることに成功しました。

 

超どうでも良いんですけど、ちょうどこのタイミングで荷物の重さを感じて寝袋をゴミ箱に捨てます笑

今後まだまだ続く野宿はどーすんだ笑笑

さよならでかい寝袋、、君のせいで歩きづらかったよ、、、。

 

そしてついに、、、

いくつかのビューポイントがある中、まずはみんなが降りるところで降りてみるとそこにはコロラド川に侵食されて作られた大地に広がる峡谷の絶景、グランドキャニオンがありました!!

 

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壮大すぎる、、、

口をポカンと開けてしばらく眺め、これまで協力してくれた人たちのおかげでやっとここまで来れた嬉しさが溢れ出しました。

 

てかとにかくスケールが凄すぎるから自然とか岩に興味が無い人にも超オススメ。

アメリカ西海岸に遊びに来たらぜひついでに寄ってみるのもアリだと思います!

 

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相方 with Grand Canyon

そして他のビューポイントにも行ってたくさん写真も撮り、2時間以上が経過。

気づけばすでに午後4時。こーたろうさんともそろそろお別れです。

 

こーたろうさんはこの後、グランドキャニオンに行く玄関口の街、Flagstaffに行くらしく、僕たちもさらの東に進むためにはその街を通るのですが、観光客がわんさかいるこの駐車場で声かけをすればさらに遠くまで乗せてくれる人が見つかるだろうと考え、さよならしました。

お世話になりました。ありがとうございました!

 

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左:友人 真ん中:こーたろうさん 右:自分

海外で出会う日本人ってなんか特別な感じがしますよね?

海外経験のある人にはわかると思う笑

 

さすがにそろそろWi-Fiを繋ぎたい僕たちは入口のVisitor Centerに戻り、Wi-Fiを探しました。

が、しかしまたまた繋がらず、、。もう3日間もネットに繋げてないのでLINEも返せず、何人かに心配もかけさせてながら次の目的地、コロラド州デンバーを目指すことにしました。

 

少しずつ空が暗くなっていく中、僕たちの横断旅がまた始まります。

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次回はグランドキャニオンで野宿!?

ではまた次回をお楽しみに☺︎

 

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