アメリカ横断 〜4日目 アリゾナへ〜
こんにちは、こーへいです!
前回の記事ではアメリカ横断3日目の夜にネバダ州ラスベガスに着き、ホテルの駐車場の入口みたいな通路で野宿しました。
ラスベガスの次に目指すはグランドキャニオン!!その続きです。
2017年8月1日
アメリカ0円横断が始まって4日目の朝を迎えました。
僕が寝ている間に友人が2回くらいそこで寝るなと注意されたらしいものの、朝7時くらいまで快眠でした。
24時間前はまだロサンゼルスにいたと思うとちょっと不思議、、。
起きてすぐにヒッチハイクするため、Tropicanaというホテルで顔など洗い準備OK。
近くの州道593号線の路上で東に向かう車を狙ってヒッチハイク!
落ちてたダンボールには隣町の“To Henderson”という文字を。
さらにマック、ARCOやChevronのガソスタにもまたお世話になり、出入りする車に1人は行き先を見せつけて、もう1人はサムズアップ。(親指を立てる)
たまに“バス使えばいいじゃん”とか、“バスに頼み込めば無料で乗せてくれるよ”とかアドバイスをくれる人もいましたが、そんなことはわかってる。でも僕たちはもらった所持金をなるべく使わずに進みたいんだ。
そして気づけば5時間が経過しようとしていました、、笑(気温40℃超え)
そのとき確信しました。アメリカでのヒッチハイクは結構ムズい。
さすがに5時間は疲労も溜まり、別の手段を考えちゃいますよね笑
そこでさっき誰かに言われた、バスに頼み込めば無料で乗れる、と言う言葉を思い出しちょうど近くに停車していたバスに向かい物乞いみたく頼むことにしました笑笑
外で休憩していた運転手に状況と事情を説明すると、まさかの同じ系列のバスなら1日乗り放題というチケットを呆れながら渡してくれました!
超ラッキー!!そういうフレキシブルな対応はさすがアメリカだな〜と感じました。
ラスベガス市内には数多くのバス路線が走っているため、東方面に行けるバスを調べ、僕たちはまず【DEUCE(The Deuce on The Strip Northbound)】と書かれた公共バスに45分ほど乗ると、7マイル進み、ラスベガスの有名なショーの1つであるフレモントストリートエクスペリエンス(Fremont Street Experience)がある、ダウンタウンラスベガスに着きました。
ダウンタウンはさっきまでいたBellagioなどがあるストリップと呼ばれるエリアに比べると、全体的に観光客の数は減り、Fremontから少し離れるとホームレスもちらほら。
ちなみにストリップはセキュリティが常に巡回しており、ホームレス対策や犯罪防止に力を入れているため、ホームレスはあまり見かけません。
とはいえせっかくLas Vegasにいるのに食事は当たり前のようにマックで済ませ、ドリンクを片手に持ち帰り、今度は【HDX(Henderson & Downtown Express Southbound)】と書かれたバスにもらった1DAYチケットを使い、目指していたHendersonという隣町を通り越して、終点のBoulder Cityというアリゾナ州に入る手前の町に向けてバスが走り始めました。
ちなみに乗るバスはほとんど毎回迷い、なかなかな時間を費やしています。
実際、ラスベガス観光しにくる日本人はたいていタクシーかレンタカー、またはラスベガス市内を観光客向けに走る大型バスに乗るので、あまり公共バスとは縁が無いと思います笑
Las VegasからBoulder Cityまではバスで1時間以上かかるらしく、普段慣れない野宿が続いたせいかバスの中で2人して寝てしまいました。(アメリカの公共交通機関で寝るのは普通ならちょっと避けるべきかも)
、、、、、そして1時間半ほど寝てしまい気づいたら終点を折り返して1マイルほどラスベガス方面に戻っていました、、、!
僕たちはあわてて次のバス停で降り、またバスに乗ることにしたのですが、アメリカのバスの時刻表は当てにならないものばかり。特にこのラスベガス郊外の砂漠地帯なんか次のバスはいつ来るのやら。
てことで1マイルは歩ける距離ですが若干めんどくさかったので、東京や沖縄にもあるアメリカンチャイニーズ料理のチェーン店、パンダエクスプレスの駐車場で母親と娘の2人が乗っている車に友人が話しかけました。
するととても親切な方々で速攻OKしてくれ、1マイル先のスタバやAlbertsonsというスーパーなどいくつかの店が密集したBoulder Cityの一角まで乗せてもらいました。
時計を見たらもう夕方4時。しかしまずはスタバに直行。
なぜなら、、、!
Wi-Fi完備でとっても美味しい水を無料でもらえ、さらにはマックよりも高確率で充電できるコンセントがあるからです!!
しかし僕たちのような風呂に入っていない旅人にとってなんとなくマックの方が居心地の良さを感じていました、、、笑
僕たちはお客さんなのでしっかりとレジの列に並びました。
店員:「Hello! What can get for you?」
自分:「Hi! Can I get water?」
店員:「...Okay ...Which size?」(サイズをしっかり聞いてくれる)
自分:「Tall.」
店員:「Anything else?」
自分:「No. That’s all.」
店員:「Where did you come from? Are you backpacking?」
自分:「Japan. And yeah, I just came from Los Angeles by hitchhiking, and the final destination is New York. Well ...I’m so sorry. I don’t have a lot of money, so I ordered that.」
店員:「Wow! That’s so cool! It’s gonna be a long journey. Okay, I’ll get Trenta. Can I have your name please?」(アメリカにはベンティの上のトレンタサイズが存在する。しかも名前も聞いてくれた)
自分:「Kohey. K. O. H. E. Y.」
店員:「Kohey. Have a wonderful journey. Good luck.」
自分:「Thank you!」
みたいな会話をしてトレンタサイズのウォーターをどうどうと受け取りました。
そして友人も水を頼み、僕たちはしばらくスマホとモバイルバッテリー、GoProなどをフル充電します。
5時ごろにスタバを出て、Boulder City Parkwayという車通りの少ない道路でヒッチハイクをしました。
しかし今日は朝からヒッチハイクがうまく行っていなかったので、友人にヒッチを任せて僕は駐車場にいる人たちに声をかけに行き、二手に分かれました。
しばらくするとヒッチをする友人にデイビッドという名前の30代くらいの男性が止まってくれました。
デイビッドは仕事帰りらしく、笑い方に特徴があり、顔や体系がシュレックに似ていることから、僕たちはこの人をシュレックと呼ぶようにしました笑
シュレックには永遠に続く砂漠のバイパスを82マイル走り、1時間半かけてアリゾナ州のKingmanという街にあるマックまで送ってくれました。
シュレックとの別れ際に車のトランクに積んであった懐中電灯と本物のシュレックのケースに入った大量のウェットティッシュをもらい、応援してくれました。
喋ってて面白い人でとても優しく、仕事終わりで疲れているのに長距離ドライブ本当にありがとうございました!
Kingmanに着いたころはもうすでに夜の8時くらい。
あれれ?もう8時!?思っていた時間よりも遅くない??
そうだったんです。ここアリゾナ州は山岳部標準時という地理でおなじみのグリニッジ標準時に合わせてアメリカ本土には4つのタイムゾーンがあるんです!!
太平洋標準時(Pacific Standard Time) カリフォルニア、ネバダ、ワシントンなど。
山岳部標準時(Mountain Standard Time) アリゾナ、ニューメキシコ、コロラドなど。
中西部標準時(Central Standard Time) テキサス、イリノイ、カンザスなど。
東海岸標準時(Eastern Standard Time) ニューヨーク、ミシガン、フロリダなど。
外はほぼ暗かったのですがマックのWi-Fiをつなげてグーグルマップを確認したところ、グランドキャニオンまでまだまだ、、。
もう少し進みたかったので駐車場にいる人たち何人かに声かけはしたけど失敗。
マックのすぐ後ろをたま~に走る貨物列車にワンチャン乗っちゃうかと思ったけどまあそれは冗談として、結局その日の夜はマックでバーガーとドリンクを飲み、話しかけてくる何人かのアメリカ人とおしゃべりし、店の裏でサンタモニカぶりにテントを張って野宿しました。
本土だけで時差が4つもあって、それに加えアラスカやハワイもあるアメリカはやっぱり広すぎるけどその分少しずつ進めている実感が絶妙に楽しい笑
そんなことを思って4日目を終えました。
これらは横断中実際に毎日書いていた日記と今ある記憶から書いているものです。
なにかしらの情報が間違っていたらすみません。
果たして明日はグランドキャニオンに行けるのか!?
では次回をお楽しみに!
https://www.instagram.com/koheyvegas
https://twitter.com/koheyvegachan
アメリカ横断 〜3日目 ラスベガス〜
こんにちは、こーへいです✈︎
前回の記事ではアメリカ横断3日目の午前中にダウンタウンロサンゼルスからネバダ州ラスベガスを目指し、LA東郊の砂漠地帯にあるSan Bernardinoという街まで来ました。その続きです。
すでに午後2時をまわろうとしている時、僕たちはCalifornia State University San Bernardinoという大学付近のフリーウェイ25号線の中でヒッチハイクを開始しました。
80マイルのスピードで走る乗用車よりもトラックの方がスピードが遅かったので、“TAKE ME to VEGAS”という文字をトラックに集中攻撃しました。
トラックが通るたびに発生する突風を無視してヒッチ開始から約1時間経過。
手応えなし、、。
フリーウェイでヒッチハイクって無謀じゃね?笑
いったん休憩も兼ねてフリーウェイを降り、すぐそばのスターバックスやKFC、マックなどたくさんのチェーン店がある一角に来ました。
僕たちは所持金$50の貧乏人のくせにスタバに入りました。でも並んで頼んだのはもちろん無料の水だけど笑($50はもはや貧乏ではない)
一角の駐車場の日陰で休みつつ、僕たちの前を通る人、車に乗り込もうとしている人などに声をかけたりしていました。
そんな中、通りかかったお姉さんとの会話の最中、“最終的にニューヨークを目指す”と言った瞬間、“あっそ、バカにするな”的なショッキングなことも言われたり、、。
まぁ中にはそう思う人もいるでしょう。
気を取り直してマックの隣にあるChevronというガソリンスタンドで何人かに聞き込み、なんだかんだもう午後4時半。
ついに30マイル先のHesperiaという町、ラスベガス方面に行く人がいました!
車の中では自己紹介やアメリカ横断の話などいつも通りの会話を楽しみ、30分ほどでHesperiaにあるマックやスタバがあるところに到着。
午後5時、別れた後は休まずに近くのARCOというガソスタでまたまた聞き込み!
そう、僕たちは路上でヒッチハイクをするよりも自らガソスタなど人が集まる場所で声をかける方が確率が高いと思いました笑
聞き込みをやっている途中、1人の女性が、
女性:「Are you gonna go to Vegas? If you want to, you can take a bus there.」
僕たち:「We can’t because we didn’t bring money at all from Japan on purpose. This is our challenge to get to New York from Los Angeles without bringing money.」
女性:「Oh my god... You guys are too young! I'll give you money for the bus fare. Be careful.」
と言い、その女性は僕たちに20ドル渡し、行ってしまいました。
僕たちが若いからと言って与えてくれましたが、実際にヒッチハイクやチップを集めている時に身なりや外観も少なからず大事ということを感じました。
しかし普通こんな自己満足のために貧乏をやってる赤の他人にお金を渡しますかね、、、?
まじでアメリカ人の考え方って特別なんだなって思い始めてきました。
しか〜し、もらったお金と所持金で妥協してバスに乗るのはまだ早すぎる、、。
安全のためにお金をいただいたのに申し訳ないという気持ちで聞き込み再開。
さらに何回かお金だけくれる人もちらほらいたものの、ラスベガスに行く人はいなく、1時間半経過。
ついにガソスタの店員に“出て行け”と注意されました笑
それがトラウマとなり今後あまりガソスタで声かけはしません笑
怒られて諦めようとした瞬間、ガソリンを入れながらそれを見ていたフィリピン系の男性が話しかけてくれました。
男性:「Do you wanna go to Las Vegas?」
僕たち:「Yeah, but they told us not to do this here.」
男性:「I was watching that. Uh...」
僕たち:「Are you going there?」(笑いながら冗談で聞いてみる)
男性:「Yes. We live in Las Vegas!」(笑いながら言う)
僕たち:「What!? Can you give us a ride?」
男性:「Sure!! Wait a minute. I have to put some away in my car.」
みたいな会話をして乗らせてもらうことに!!今夜はラスベガス決定!!!
奇跡が起こり車の中に入ると助手席には奥さんがいて後部座席にはまだ1歳くらいの可愛くておとなしい2歳の子がチャイルドシートに。
僕たちは英語があまり話せなかったので子どもとじゃれあう方が楽でした笑
フィリピン系アメリカ人の家族はお母さんはフィリピン生まれのアメリカ育ち。お父さんはアメリカ生まれで一度もフィリピンには行ったことがないそう。
このように多民族国家のアメリカは生まれや育ちがばらばらな人たちがたくさんいます。
今いたHesperiaという町からLas Vegasまではおよそ190マイルの距離だったので3時間くらいかかる長旅でした。
車内に乗ってからは会話が続き、途中に砂漠の中にあったコンビニでミネラルウォーターも買ってもらい、しばらくすると赤ちゃんがおねんねタイムに差し掛かり、ダウンタウンLAでの睡眠不足だった僕たちも同じくうとうとしちゃいました、、、。(超快適)
しばらく乗っていると外は暗くなり、あっという間にネバダ州ラスベガス上陸!!!
そこにはギラギラ輝く建物が立ち並び、世界をテーマとしたエリアがいくつも存在していました。
ラスベガスには過去に何度か行ったことがあったので地理はなんとなく知っていました。
気づいたら子どもも起きていて、車に乗った僕たちにフリーウェイ15号線を隣に沿って続くLas Vegas Blvd Southという大通りを見せるためわざわざ通ってくれて、車の中から贅沢にラスベガスの輝きを見ていました。
Las Vegas Blvdにはあの有名なベラージオの噴水(Fountains of Bellagio)やエッフェル塔の形をしたホテル(Paris Las Vegas)、さらにMGMグランド、ルクソール、ミラージュなどラスベガスと言えばのホテルもずらり。ショーなども無料で観れるなどとにかくリゾート地満載です!
あとはなんと言ってもカジノですね。とにかくどこにでもあります。
※ラスベガスはカジノやホテルでの収益で成り立っているため、ショーなどは無料なものばかり。
そして僕たちは“WELCOME TO Fabulous LAS VEGAS NEVADA”の有名なサインに連れて行ってもらい、みんなで記念撮影!!
その後はNew York-New York Hotel & Casinoというニューヨークをモチーフにしたホテルの入口で降ろしてもらい、最後にグレープフルーツとりんごを1人ずつもらい、おまけに10ドルもいただきました!
親切すぎる、、。長かったようで短かった出会い。出会いもあれば別れもある。
最後の最後まで応援してくれ、感謝しきれない気持ちで別れました。
別れた後はラスベガスを見て回り、途中で日本人女性の2人組が応援してくれ20ドル受け取るという普通じゃあり得ないこともありつつ、深夜を過ぎる頃に僕たちはパークMGMのカジノのロビーでにあったソファーで仮眠することにしました。
(後に結局セキュリティーに注意されて地下駐車場の入口のトンネルで野宿した)
その時点でみんなの優しさから自然と集まった僕たちの所持金はすでに90ドルを超えていました。
次の目的地は世界自然遺産に登録されているアリゾナ州の峡谷、グランドキャニオンを目指します!!!
次回の記事をお楽しみに^ ^
ではまた✈︎✈︎✈︎
https://www.instagram.com/koheyvegas
https://twitter.com/koheyvegachan
アメリカ横断 〜3日目 砂漠突入〜
こんにちは、こーへいです⚡︎
前回はダウンタウンロサンゼルスにあるUnion Stationの駐車場で野宿したところで2日目を終えました。
次に目指すはネバダ州ラスベガス!!
2017年7月31日
僕たち2人は朝の6時に目が覚め、紫色のヨガマットを片付け、駅の中に入りました。
3時間睡眠だし外寒いし蚊にさされたし。ハア。
外の雰囲気も駅中も夜とは打って変わって繁盛していました。
ダウンタウンはロサンゼルスのオフィス街というイメージだけど、もちろん観光も盛ん。ウォルトディズニーコンサートホールやNBAのLaykersの本拠地として有名なステープレスセンター、MLBのドジャースタジアムなどがあります。
その時所持金40ドルくらいしか持ってなかった僕たちはダウンタウン観光なんか考えずにとにかく東に進むということしか考えていませんでした。
ダウンタウンに来たら普通はみんな観光しますよね笑
意外と朝活する人が多いアメリカ。車社会のロサンゼルスでも列車に乗る人は多かったです。
この時僕たちはヒッチハイクをする気があまり起きませんでした。
なぜならサンタモニカはあんなにも簡単に成功したのにそこから聞き込みはしたものの実はヒッチを成功していないんです。しかも目の前にはたくさんの路線。
所持金約$40あるし、東のロサンゼルス郊外まで電車使っちゃおうと即決しました。
券売機で運賃を調べてみるとそんなに高くはない。とりあえず乗っちゃおう。
出発時刻まで時間があったので昨日DAIKOKUYAでもらったチャーハンを贅沢にぺろり。
ワンチャン無料乗車できちゃうんじゃね?とか考えちゃってる僕たちは乗車券を買わずに改札の無いメトロリンクという通勤列車に乗車しました。
乗った路線は“San Bernardino Line”の「San Bernardino 行き」に1時間ほど乗り、11駅先の「Rialto」という駅名でもあり地名でもあるところまで行きました。
僕たちは最初にお金を払わなかったので乗車中に係員が来た際に“終点で降りる時払ってもらう”と言われたのですが終点の1駅手前で降りちゃったので結局払いませんでした笑
(→超怖かったから英語を一切喋れないふりをした)
運賃は1人$9.5でしたがその時は大金に感じていました、、、。
あれ、、、LAで車より電車の方が乗ってね?なんて思うかもしれませんがここからはヒッチハイクしまくります笑
最悪ですね。本当にすみません!!
ダウンタウンから53マイル離れたRialtoというこの町は特に目立つ建物も無く、色が茶色く落ち着いた町でした。(茶色い町とは、、)
駅から人があまりいない道を10分ほど北に歩き、国道66号線のFoothill Blvdに着きました。
店はちらほらあったのですが、まだ朝9時くらいだったからかオープンしているのかわかんないような廃れた雰囲気。
車通りもあんま無いけど“TAKE ME to VEGAS”を掲げてヒッチハイクしました!
ヒッチハイクしている時に歩道で通りかかったおばさんに1ドルと小銭をジャラジャラもらったことを除いて、
あれれ、、反応が悪すぎる。よし、諦めよう。
1時間もやってないのにまだ横断3日目の僕たちはヒッチハイクの過酷さからすぐに逃げていました笑
家が並ぶ路地に行って発車しそうな車を狙ってダンボールのVEGASの文字を見せつける作戦に変更!
数分間歩いていたら1つの家のガレージから1台の紺色のベンツが。しかも窓ガラスが黒くて運転手すら見にくい、、。
窓を開けてくれ、運転席と助手席にいるサングラスをかけた厳つい黒人2人組が僕たちの話を聞いてくれました。
僕たち:「We wanna go to New York by hitchhiking without money, so the next destination is Las Vegas. Where will you go?」
運転手:「Are you Japanese?」
僕たち:「Yes.」(この人たち怖い…聞かなきゃ良かった…)
運転手:「I see. Do you have weapons?」
僕たち:「Weapons? No! We’re from Japan.」
運転手「Drop off your backpack anyway! I’ll check your body.」
は!?ボディーチェック??と思いながら従うしかありませんでした。
荷物を肩から下ろし、ポケットにある物を出し、全身をパンパンやられることに。そして荷物をトランクに入れてスマホだけを車内に持ち込みました。
よくわからなかったけど結局5マイル離れた隣町のSan Bernardinoまで送ってくれるっぽい。
車内では沈黙が続き、10分ほどで到着しました。
降ろされたところはSan Bernardino Greyhound Stationというグレイハウンドのバスターミナル。
アメリカに行ったことがある人にはわかるかもしれませんが、グレイハウンドは全米を行き来できるとても便利な長距離バスです。
でもあれ?ここで降ろされても所持金2人で$40じゃラスベガスには行けないよ?
と思いきやこの黒人2人は軍人だったらしく、バスの予約をする建物に身分証を出したら荷物検査もパスされ、受付に行くことができました!(説明下手でごめんなさい)
とにかく僕たちは軍人についていき、バスを買うことになりました。
しかし軍人と受付の人が何か話し合ってた結果、結局ラスベガス行きは乗れないそう。
まぁ仮に乗れたとしても簡単にラスベガスに行けちゃってたから良かったのかも。と思い込みグレイハウンドは諦め、見た目と違い超優しかった軍人さん2人にお礼を言って別れました。
5マイル進めたしまだ午前中だし満足!
バスターミナルにはWi-Fiが通っており、充電スポットもあったので1時間ほど休憩しました。
休憩後、近くにSan Bernardino Fwyという州間高速道路215号線(いわゆるフリーウェイってやつですね)が通っていたので、ラスベガス方面のインターチェンジでヒッチハイク開始!
しかし相変わらず手応えがない、、。アメリカってヒッチハイクの文化無いんじゃね?ってくらい心配しました。
気温は40℃を超える砂漠地帯なのでしばらく木陰でヒッチしてたら目の前の家からラテンアメリカ系のおじいちゃんが話しかけてきました。
「Are you hitchhiking? I think it’s not a very good place to do that. Come to my house.」
何かしらありそうだったので着いて行きました笑
家の前にあるベンチで待っててと言われ、部屋の中から奥さん?に、
「Which do you want, Cola or water?」と聞かれ、僕たちは悩まず“Cola!”と答えました笑
すぐにコーラを2本持ってきてくれ、さらにCheetosやFritos、Doritosなどの小さいスナックもいただきました!
30分ほど休んだらおじいちゃんが、車でIn-N-Out Burgerというカリフォルニア発祥のハンバーガーチェーンに連れて行ってくれ、バーガーとポテトをお腹いっぱい食べました!
ちなみにIn-N-Outはアメリカ西海岸を中心に展開していて観光客もわざわざ食べに来るくらい美味しくて有名なので西海岸に行ったら是非!!
そして食べ終わったらラスベガスまで1本で繋がっているフリーウェイの15号線に入れるとこまで連れて行ってくれました。
いや〜知らない日本人2人になんでこんなに優しくしてくれるんでしょう、、、
アメリカ全体的にゆとりがあるな〜と思いました。
おじいちゃんに感謝し、手を振って別れました!
が、しかし、、まさかの降ろされた場所はフリーウェイ、、、!!!
日陰も無い砂漠の炎天下。
時速80マイルは出ているこのスピードでみんな止まってくれるのか!?
次回はここからさらに220マイル離れた砂漠にある輝く街、ラスベガスを本気で目指します!
次回をお楽しみに^ ^
それではまた⚡︎
https://www.instagram.com/koheyvegas
https://twitter.com/koheyvegachan
アメリカ横断 〜2日目 LAで銃声〜
こんにちは、こーへいです!
前回の記事では、アメリカ0円横断開始2日目の夜10時ごろに無事ハリウッドに着き、その日の目標地点を達成しました!
しかし今日はもうちょい進みたいと思う僕たち2人の夜活からの続きです。
みちこさんたちと別れた後、ハリウッド&ハイランド、ハリウッド蝋人形館、ウォークオブフェーム、チャイニーズシアターやドルビーシアターなどが立ち並ぶ、Hollywood Blvdという大通りを散歩し、0円なりに楽しみました。
というか雰囲気だけでも楽しめるハリウッド。(僕たちの価値観)
ハリウッド&ハイランドセンターは50店舗以上あるショッピングエリアとなっており、昼間は山にあるあの有名なハリウッドサイン(“HOLLYWOOD”の文字)も見ることができ、観光客で賑わっています。
僕は高校生の頃に一度行ったことがありましたが、今回は夜だったので断念、、、。
ディズニーストアを意味もなく入ったり、チップを稼いでるパフォーマーを覗いたり、ショッピングエリアの2階から飛び降りようとするクレイジーな人に絡まれたりなど、夜なのに物凄く賑わっているハリウッドを1時間ほど歩き回りました。
さすがハリウッド。グラミー賞やアカデミー賞などの式典が開催されるだけあって日本人からするとやっぱり繁栄の規模が違う。
ていうかこんな都会でどうやってヒッチハイクするんだ、、?
とりあえず後先をあまり考えないのが僕たちのスタンス。よし、そろそろやってみよう!
次の目的地は、280マイルほど離れている世界最大のエンターテイメントの街、ラスベガス!!
というわけで日本から持ってきた黒のビニールテープを超見やすくダンボールに貼り付け“TAKE ME to VEGAS”を作りました⬇︎
かる〜くやりましたがまぁ無理でした笑
この時はまだヒッチハイク初心者なのでコツがわかりませんでした。
ヒッチハイクって人や車が多すぎたら逆に無理だったりするんですよね、、、これから先、徐々にヒッチハイクのベストポジションがわかってきます笑
夜の都会でヒッチするならテキトーにそこらへんの車のそばに立っている人たちに声かけ作戦に変更。
タバコ吸ってるワイルドなおっさんやデカい黒人などに声をかけましたが、バスやタクシーを紹介されたり。
実際にラスベガスは今日中に行ける距離ではなかったのでせめてもうちょい東にあるダウンタウンの方まで行きたいな〜、なんて思っていました。
そこで頭の片隅で少し考えていた電車を使うことにしました。所持金40ドルくらいあるし、、。
向かった駅はHollywood Blvdの地下を通る【Metro Red Line】の「Hollywood/Highland」駅。
地下に入り改札口を見てみると日本の電子マネーのようにロサンゼルス市内のメトロレールとメトロバスで使えるTAP Cardというものを通します。
しかし!!!最初に僕たちの目に飛び込んだのは黒人の若者集団が改札をジャンプして飛び越えた、、、!
駅員もいないしこんなの見ちゃったら僕たちも真似しちゃいますよね、、、苦笑
いや、わかってます。絶対にダメなのは。でも衝動と誘惑に負けてしまいました、、、。
事実を隠す方が情けないからブログでは全て打ち明けます笑
ついでに言うと今回の横断中に他にも何度か悪事を働かせます。冒険には欠かせないんだとその時の自分たちに強く思い込ませていました。
(→反省点の1つだけどオーストラリア縦断でも似たことやってた)
ちなみに、、、、、
メトロは全て共通で、どれだけ乗っても降りなければ片道1.75ドル。
運行時間は路線によりますが基本的に始発は朝4時台で、深夜まで走っています。
1Dayパスや週末は深夜2時まで走っているなど、がっつり乗りたい人はちゃんと調べた方がいいかもしれません。
地下鉄の雰囲気はそんなに良くなく、富裕層はあまり乗らないイメージ。(独断と偏見)
※近年カリフォルニア州は年々物価上昇しているため、公共交通機関も高くなってきています。
本当にすみません。てなわけで僕たちは所持金を使わずに済み、ダウンタウンロサンゼルスにある11駅先の「Union Station」という駅に無事着きました。(→無事着いて当たり前)
改札出る時は乗車券を通さないので普通に通り、外に出たら今度はビル群の都会。確か深夜1時くらい。
僕たちは治安が悪いと言われているダウンタウンの街を少し深夜徘徊し、Union Stationのすぐ近くの公園で野宿することにしました。
僕たちの共通する持ち物に紫色のヨガマットがあったので、それを土の上に敷いて寝ることに。
そこでハプニング発生!!!
横になってすぐにあの恐ろしい音がひとけの無いダウンタウンの空気を伝わって鳴り響きました。銃声です。結構近い。しかも3発。
ひえ〜、さすがにこえぇ笑笑(いや笑い事じゃない)
僕たちはすぐに荷物をまとめてUnion Stationに戻りました。
銃社会のメリットってある、、???
駅の正面入口から入ると意外に人は多く、始発を待っているように見えました。
Union Stationは長距離を走るアムトラック、通勤列車として使われるメトロリンク、僕らがお世話になったメトロレールなど数多くの路線がある巨大な駅です。
中にはふかふかそうなソファーが柵で囲まれていて、何十人か寝ていたので入ろうとしたら、
“朝に走るチケットが無いと利用できないよ”
と警備員に言われたので、他の寝床を探すことに。
しかし結局見つからず駅内は断念し、外のベンチに寝ようとしたらまたまた警備員に注意され、途方に暮れました、、。
最終的に外にある駅の従業員の駐車場だかなんだかにヨガマットを敷き、朝まで寝ることにしました。
寝ている途中に駐車場の隅から突如出てくるスプリンクラーに邪魔され2回ほど場所を変えましたが、むりやり寝ることに成功しました。
こうやって文章に書いて思い返してみると、2日目のエピソードが山あり谷あり笑
さあ次の日はラスベガスにたどり着くけるのか!?
今回も最後まで拝読ありがとうございます。ではまた次回をお楽しみに!
https://www.instagram.com/koheyvegas
https://twitter.com/koheyvegachan
アメリカ横断 〜2日目 近くて遠いハリウッド〜
こんにちは、こーへいです☀︎
前回の記事ではまだサンタモニカから進めていなく、ヒッチハイクもまだ1台、、。
次に目指すはハリウッド。
友人と2人でもらったチップの所持金20ドルくらい。
少しでも東に進みたいと思う横断開始2日目の午後からです。
僕たちはサンタモニカのガヤガヤしたところから少し避けたく、Santa Monica Blvdを沿って東に数分歩きました。
けれどもなかなか静かな街にはならず、1ブロックおきにある交差点の赤信号を利用し、ヒッチハイク開始。
アメリカの道はだいたいブロックで区切られているのでわかりやすいです!
またもや開始直後にアメリカ人おばあちゃんが止まってくれました。
僕たち:「Thank you for stopping. We wanna go to Hollywood by hitchhiking. Where are you going?」
おばあちゃん:「What!? I can’t take you there, but... can give you a ride only 2 blocks away along this way.」
的な会話をし、2ブロックか〜。けど進めるからとりあえず乗ってから考えよう!
ということで荷物を車のトランクに詰めて乗らせてもらいました。
車を走らせた途端におばあちゃんとアメリカ横断の話をしていました。
その会話の中で、
「I have a daughter around the same age, so if she says like wanna do the challenge to cross the country, I’ll kill her.」
みたいな感じのことを言っていて印象に残ったことを覚えています笑
けど最後まで優しかったおばあちゃん。結局1.5マイル送ってもらい、さらには僕たちを応援してくれ、別れ際に20ドルいただきました!
そこで恩返しできないのがツラい、、。
しかも“thank you”や“appreciate”以上の言葉が思いつかない、、、。
アメリカはどこにでもマックとスタバがあるので、Mid-Cityと呼ばれる隣町のマックの前で降ろしてもらいました。
もう昼間の1時か2時か、さすがにお腹が空いたので僕たちは所持金合計40ドルから各自2ドルほど使い、ハンバーガーとドリンクを買いました。
Wi-Fiも繋げて少し休んでからさっそくヒッチハイクしようと思い外に出ました。
ちょうどマックの駐車場にいたラテン系アメリカ人の女性がいたので僕たちは話しかけ、
「I can take you to Hollywood after work. I don’t know what time it’s gonna be. Just wait here.」
と言われ、仕事終わりに申し訳ないけどハリウッド行きが決まりました!
しかも電話番号も教えてくれました。(日本のiPhoneだし連絡手段無いけど…)
今日の目的地はハリウッドだったので着くのが夜になってもいいや!なんてことを思いひたすら待つことにしました。
1時間、、、2時間、、、3時間経過
途中マックの前を通りかかったおばあちゃんに携帯電話を借りたく話しかけたのですがその時持っていなく、別の若者に聞いてくれて借りることに成功。
奇跡的に繋がったが、なんか音声が聞き取れないのか自分の英語力の問題なのか。
結局待ち続けて6時間弱。はい、諦めます。
あの人は約束を忘れちゃったのかな?笑
くよくよしても仕方ない。進みます。
しかしヒッチハイクをやってもつかまらず、もうひたすら歩いて歩きながらヒッチハイクする作戦。
歩いていた道中、路駐していた人にも話しかけたり。
もう夜の7時台くらいで空も日が暮れ始めてきました。
1マイルほど歩きSawtelleという街の交差点の手前でヒッチハイクをしていると、ん?日本人の若い男女3人組が歩道を通り過ぎて行きました。
僕がヒッチハイクをやっている間に友人がとりあえず話しかけに行きます。
そして3分ほどしたら友人がモダン焼きのようなものを持って帰ってきました。
その日本人はアメリカに住んでいて、近くで盆踊りから帰る途中だそう。
なんでこのカリフォルニアで盆踊りを耳にするのかを考えず、冷めきったモダン焼きを2人でシェアして食べました。めっちゃおいしい。普通に日本食でした笑
食べ終わってから近くで開催されている盆踊りが気になり、家が並ぶ町中に入って行くと、徐々に聞こえてくる太鼓の音。
アジア人がちらほら見えてきたと思ったら物凄い人の量。
そう、本当に盆踊りで着物を着て日本の音楽に合わせて多くの日本人や日系人、アメリカ人が踊っていたんです。
よし、これはもう話しかけてハリウッドまで乗せてもらうしかないと思い、通りかかった日本人の女性2人組と赤ちゃんに話しかけました笑
しかし当たり前に断られました。でも応援してくれたのでとても嬉しかったです!
そりゃそうだよな〜と思い一旦盆踊りを一周しました。
そしたらまたまたさっきの断られた女性2人組とバッタリ。
他はどうだった?と話しかけてくれ、なんとかします!と答え、再び別れようとしたら、
「もしもあの子たち(僕たちのこと)にまた会ったら乗せてあげようって話していたところ。」
と言われ、再会した人たちだったからか余計に嬉しくなり、素直に喜びました!
え、、、乗せてくれるんだ。盆踊り来てみて良かった笑
近くの立体駐車場に停めてあるらしい車に向かう途中、お互いに経歴や乗せてこれからどうするかなどを話しながら歩きました。
北海道出身で学生の頃アメリカに留学に来てそれ以来ずっと住んでいる‘みちこさん’。
みちこさんの子供の‘せな君’。
音楽活動でニューヨークに来たのがきっかけで同じ職場の‘さよさん’。
2人ともとっても面白く、2人の職場でもある「DAIKOKUYA」というWest Hollywoodにあるラーメン屋さんに行くことになり、せな君は2歳だったかな?車内では会話がずっと続いたのを覚えています。
美味しすぎるのでロサンゼルスに来て日本食が恋しくなったら超オススメ。
アメリカの道路は幅広く、渋滞緩和が進んでいるのでDAIKOKUYAまでの6.5マイルの距離もあっという間に走り、オーナーが日本人だったからか店内は和風テイストでした。
僕たちはラーメン、チャーハン、チャーシュー丼など100%の日本食をご馳走になりました!
アメリカの経済、地理、人種、文化などを教えてくださり、ここからのアメリカ横断を応援してくれました。
お腹いっぱい食べ、店を出る際に日本人マネージャーのお兄さんから次の日の朝の分としてチャーハン弁当を2人前用意してくれました!
最後は観光地であるハリウッドの中心地とも言えるハリウッド&ハイランドまで送ってくれ、ラーメンも含め、本当に出会いに感謝です!ありがとうごさいました!!!
こんなにも知らない人のために時間とお金を費やしてくれる優しさは一体、、。
夜のハリウッドの話はアクションがガラっと変わるので次回の記事で載せます笑
翌日からは一気に進むのでお楽しみに^ ^
それではまた〜☀︎
アメリカ横断 〜2日目 初ヒッチハイク〜
こんにちは、こーへいです★
前回の記事ではサンタモニカのビーチで野宿して1日目を終えました。
その続きからです。
2017年7月30日
早朝にビーチで目覚めた僕たち2人はテントの外に出てアメリカの朝の空気を吸ってテントを片付けました。
夏でも朝晩は冷えるアメリカ西海岸。
少し経ったらすぐに暑くなりカラッとした気候です。
今日は午前中に大学の友人と会う約束。
その友達はミネソタ州にあるMinnesota State University Moorheadに交換留学が始まる前にロサンゼルスに遊びにきてくれるようなちょっと変わった人。
その変わった友達と連絡を取るために起きて早速Wi-Fiキャッチしなければ、、、
と思いきや連絡する前にビーチで会えました笑
だだっ広いアメリカで連絡無しで会えるとは。
まぁ何日か前に大学で会ってるから特に新鮮さはありませんでした笑
3人でサンタモニカピアやショッピングモールとなっているサンタモニカプレイスで涼み、いざベニスビーチへ!
サンタモニカから歩いて45分ほどでした。
スケボー、ストリートアート、ショップ、そしてジョギングしてる人など、“自由”という言葉がぴったりなベニスビーチ。
前日、風呂に入ってない僕たちはビーチにある冷たいシャワーを浴びました。
ちょ〜気持ちいい!
おしゃべりしたりビーチの遊具で遊んでいたらすっかり昼ごろ。
午前中は遊んでばかりでまったく進んでなく危機感を感じたのでそろそろ留学のお友達とはお別れ。
“1年後にまた日本で会おう!”
サンタモニカ集合、ベニス解散、笑笑
ミネソタ州で留学したその友達がまさか2018年の秋に東南アジアでお世話になるとは、、、。
まぁその話はまた今度します笑
てことでとりあえず別れ、ビーチを少し抜け、ビーチハウスやペンションが並ぶ路地に向かいました。
まずは15マイルほど離れたハリウッドを目指します。
テキトーな店に入り、前日同様ダンボールをもらい、“to Hollywood” という文字を書いてついにヒッチハイク開始!!
このとき人目は一切気にしませんでした。
開始直後、すぐに1台の車が!
そしたらアメリカ在住の日本人の方でした。僕が持っていた袋がなぜかJALだったのでそれに反応したそう。
しかし残念ながら保育園に子供を迎えに行くからハリウッドは行かないとのこと。
しかしヒッチを始めて早々に反応があったので希望が見えた。
進む方向を考え直し、反対車線の歩道に移動して再びヒッチハイク。
するとまたまたすぐに若い20代のイケメンが止まってくれました!
僕たち:「Hi! We wanna go to New York by hitchhiking without money. So, the next destination is Hollywood.」
イケメン:「I won’t go to that way but I can take you to Santa Monica.」
まぁ正確な英語は覚えてませんがこんな感じの会話をし、サンタモニカなら連れて行ってくれるそう。
ん?サンタモニカ!?今朝目覚めたところ、、、。
しかしマップで調べたらSanta Monica Blvdという州道2号線でサンタモニカからハリウッドまで一本で行ける!
はい、決定。乗ります。
サンタモニカまで10分ほど乗せてくれたイケメンお兄さんは数学教師をやってるとのこと。
車の中では0円横断のことや大学の専攻などいろいろ話し、ピアの前での別れ際に5ドルいただきました!
※ヒッチハイクでは最低限の英語は必要です。
時間や気持ちに余裕がある優しい数学の先生には感謝して手を振りました。
お金を与えてくれるこの文化は一体、、、。
そしてサンタモニカにまた戻ってきた僕たち。
まだ昼過ぎだったものの今日は全く距離が進んでない。でも進歩はあった!!
ちなみに今日の今のところ口にしたのは水のみ。
果たしてその日中にハリウッドにたどり着けるのか!?
続きは次回の記事で書きたいと思います^ ^
★ではまたお楽しみに★
アメリカ横断 〜1日目 サンタモニカでチップ集め〜
こんにちは、こーへいです☆
前回の続きでアメリカ0円横断を開始し、サンタモニカに着いたところからです。
だんだん空も暗くなってきたと同時にサンタモニカピアにいた僕たちはサンタモニカと言えばの観光地の1つ、サードストリートプロムナードへ行きました。
ピアから徒歩15分ほどのサードストリートプロムナードはショッピングエリアとなっており、たくさんの観光客やパフォーマーたちで賑わっています。
Wi-Fiをキャッチしたい僕たちはサードストリート内のアップルストアに入り、堂々と盗電しつつ休みました。
気づいたら外はもう真っ暗。けどプロムナードの賑わいは変わりません。
LAX付近でもらった残金1.5ドルは残っていたものの、何も買えないのでとりあえずお金が必要、、、
パフォーマンスも何も準備していなかった僕たちは、
「Do you have a cardboard box?」(←発音めっちゃ練習した)
と3店ほどまわりようやくダンボールを見つけ、
“LA→NY We are Japanese. Please give us MONEY!! for our dream!”
と、なんともみっともないことを書き、ブロムナード内でチップを集めることにしました!
なかなか恥ずかしいものですね。若い日本人2人が高い航空券を買ってアメリカに来て物乞いをやってるわけだから、、笑
でもやるからには仕方ない。その時の恥とか罪悪感はいったん捨てて、とにかく笑顔で手を振りました。
するとやっぱりフレンドリーに反応してくれるアメリカ人がチラホラ。
興味を持ってくれる方や話を聞いてくれる方が何人もいました!
“絶対無理だよクレイジーすぎる。まぁ頑張って笑”
みたいなことを何度か言われ、なんだかんだで1時間半やり、合計18ドル集まりました!
え、もらえるもんなんだ。アメリカがスゴイのかアメリカ人が特別なのか。本当に感謝です。
あと最後、近くにいたホームレスの人に$1わたしました。
そのあとはサンタモニカピアの前にあったマクドナルドに行きました。
日本とは全体的にメニューは変わらないかな〜単品は安いけどセットがわりと高めかも。
意外にもお腹があまり空いていなかったので友人とドリンクだけ頼みました。
アメリカは基本、ドリンクバーとなっており、さらに
“$1 any size soft drinks”
と書かれていたのでLargeサイズで1ドル支払い、お腹いっぱい飲みまくりました!
マックでWi-Fiつかんで休んでいたら店内でなんか騒ぎがあり何人かの警察が1人の男を手錠するという事件を除き、平和に過ごせました。
この時これから始まるアメリカ横断でマックにあんなにもお世話になるとは思ってもなかった、、、だって安いしフリーWi-Fiあってコンセントもあるんだもん、、。
もう夜の10時くらいだっかたな?サンタモニカピアは相変わらず賑わっていたけど時差ボケも特に感じずにピアの下の砂浜にテントを張って、友人と2人で海の方まで行って機内食に出たパンを2個保管してたので、それらを食べながらおしゃべりしていました笑
てか気候が最高。さすが地中海性気候のカリフォルニア州。
まだアメリカ着いて半日も経ってないのに濃い時間をもうすでに体感した気分。
なんとなくだけどニューヨーク行ける気がする。アメリカ横断がついに始まった。不安も正直あったけど今は楽しみの方が大きいかな?
そんなことを考え1日目を終えました。
ちなみに夜のビーチでテントを張って良かったのかはわかりません笑
結局注意されずに朝まで爆睡でした。
知っている方がいたら教えてください!
今こうして記事にしていることは全て横断中の日記と記憶から書いているものです。
次回はロサンゼルス市内でのヒッチハイク話を載せるつもりです^ ^
次の目的地はハリウッド!!
☆それではまた☆
http://www.instagram.com/koheyvegas
http://twitter.com/koheyvegachan